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 私は韓国の女性と結婚して韓国に渡り、12年間の韓国生活を経て帰ってきました。現在は、韓国法人である印刷・出版会社の日本支社に勤務しております。
 異国人の妻との共同生活を通して、そして実際に韓国で滞在してときに経験したことを根拠として、日常生活の中で感じるをアップしていきたいと思います。
【(株)成誌イーディーピー SEISHI EDP CO,. LTD】
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27.国家に民主主義の「年差」とは?
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     10月26日付の日本経済新聞・朝刊の「風見鶏」というコラム欄に、「国家に民主主義の『年差』というタイトルの記事が掲載されていた。

     日本と韓国の間には時差はないが、政治的な「年差」があるのではないかという主張である。年差とは、「民主主義経験の年数の差」であるという。

     盧泰愚大統領による民主化宣言が1987年6月29日に行われ、これを韓国における民主主義経験の始めとするならば、日本での民主主義経験の始めは1945年8月15日となる。この日韓間の年差は42年と仮定できるという。

     この年差を当てはめると、現在の韓国は、42年前の日本の「60年安保」、「70年安保」の時代であるという。当時の日本は、政治の場では左右対立があり、「反米」が知識人の条件となり、左の全体主義には甘かったという。
     これがそのまま現代韓国の知的状況であるという。米国には厳しく、北朝鮮には優しくないと知識人ではないという風潮があるという。

     そして、生物学的な年齢の差は縮まらないが、国家間の年差は違うという。孔子が「四十にして惑わず」と述べたように、国も民主化から四十年たてば、一定の安定段階に入るという。
     
     米国やフランスは、市民革命から数えて200歳以上となり、日本は1945年を起点とすれば63歳であるという。
     日本と米仏との年差は100年以上あるが、現実には民主化年齢が40歳を過ぎれば成熟度の差は消え、年差はゼロに近づくという。

     以上のコラムニストの主張から言えば、韓国は40歳の民主化年齢を超えておらず、日本との年差は明らかにあるという結論が出てくる。

     私個人が感じる世界でも、日韓国民の意識レベルの差が30年程度の差があるように思える。1970年代の日本において、公害による悪影響の反省から環境問題に対する国民の意識が高まったように、現在の韓国において、ようやく環境問題に意識が行くようになった。

     韓国のサムスン社が半導体・メモリー関係のシェアーにおいてトップを維持出来ているように、技術的な面では決して日本に相当遅れている訳ではない。10数年前までは、家電製品の日本製に対する絶対的な信仰が存在しており、私が日本に帰る際には、炊飯器、カメラ、ウォークマン、ドライヤー等の日本製品を買って来るようによく頼まれたものである。ところが現在は、韓国製でも著しい機能の向上が見られ、そのような依頼は殆ど無くなった。

     しかし、国民の意識レベルの差は厳然とあり、これが「民主主義経験の年差」という尺度を用いて測ることが出来るというコラムニストの主張には、思わず納得しまう私であった。
    | 政治 | 02:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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