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 私は韓国の女性と結婚して韓国に渡り、12年間の韓国生活を経て帰ってきました。現在は、韓国法人である印刷・出版会社の日本支社に勤務しております。
 異国人の妻との共同生活を通して、そして実際に韓国で滞在してときに経験したことを根拠として、日常生活の中で感じるをアップしていきたいと思います。
【(株)成誌イーディーピー SEISHI EDP CO,. LTD】
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25.日・韓未婚女性の結婚しない理由
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     フジテレビのTV番組で
    ザ・ノンフィクション
    「日韓共同制作 日韓増える未婚女性」

    という番組を見た。

     30代未婚女性を取材しながら、日韓女性の未婚の理由を比較する内容であった。

     日本女性は、「開業医の皮膚科女医」と「証券会社の係長」の二人が登場した。

     開業医の女性は、婚約破棄をした過去があった。婚約者であった男性のマザコンが発覚し、先を思いやられた結果、結婚に踏み切れなかったという。しかし、本人は機会があれば結婚したい願望を持っており、両親も自分たちが先立った後の娘のことを心配していた。母親はある韓流男性スターの熱烈なファンであり、韓国のドラマは子供が親孝行するのが当たり前となっており、失われた日本の美徳を懐かしみながら韓国のドラマを見るという。

     証券会社の係長の女性は、何不自由もない生活を送ってきたという。両親と同居しており、会社を5時に退勤してからは、母親が開く店を手伝うという。仕事は面白く、同級生も独身も多いので、特に結婚する必要性を考えていないようであった。

     面白いのは、二人とも学生の頃は、お嫁さんになることが夢であったのが、現実はそうなっていないことである。

     一方、韓国女性は、「洋品店の社長」と「出版社の社長」の二人が登場した。

     「洋品店の社長」は、未だに男尊女卑の世界を生きる女性の身の上を憂い、男性に頼らなくても自立して行くために事業を興し、成功することを願っている。事業が大きく伸びることを願い、結婚願望はない。事業を大きくすることは自分の為であるが、両親に親孝行をする為であるともいう。娘が経済的に余裕を持ちながら、両親を経済的に助けて楽にしてあげたいという考えは、儒教の考え方が残っている韓国人らしい。

     「出版社の社長」は、女性の目から見た編集方針で本を刊行している。彼女は二人姉妹の長女であるが、自らを娘ではなく長男と思い、一家の大黒柱として働く姿は、これも両親を大切にする韓国人の子としての姿である。娘であろうが、男兄弟がいなければ、自らが長男としての役目を果たそうとする姿は、韓国では美徳である。

     取材した女性達を見ると、日本人女性は、機会があれば結婚したいという願望を持っているが、韓国女性はキャリアウーマンになることに憧れ、結婚がその邪魔になるのなら結婚しないという明確な考えを持っているのが分かる。

     また、結婚を不安に思う第一の理由として、日本女性は嫁ぎ先での人間関係を心配しているが、韓国女性は出産と子供の教育を挙げている。
     韓国では、妻が娘ばかりを生んで、息子を生めないと形見の狭い思いをする。時代が違っていれば、離縁の理由になっていたくらいである。息子が生めなかった時の精神的なストレスが大きいのである。そして、韓国では子供に対する教育熱は凄まじく、子供達を多くの塾に通わせるので、家計の大きな負担になっている。それで、出産と子供の教育に対する不安が、結婚を決意出来ない大きな理由となるのある。

     日・韓の未婚女性の親御さんが、娘が早く結婚してくれることを願っているのは等しい。しかし、娘達の未婚の理由が日・韓で異なるのは、興味深い事実である。

     番組の最後には、2050年における人口の高年齢率の世界1、2位を、日・韓間で争うであろうという統計予想が紹介されていた。
     両国の今後の将来を考えた場合、国力の低下を防止するためには、若年層の人口比率が高まる事が必要であり、従って未婚女性率の低下が必要なのは明らかであろう。
    | 社会 | 15:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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