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 私は韓国の女性と結婚して韓国に渡り、12年間の韓国生活を経て帰ってきました。現在は、韓国法人である印刷・出版会社の日本支社に勤務しております。
 異国人の妻との共同生活を通して、そして実際に韓国で滞在してときに経験したことを根拠として、日常生活の中で感じるをアップしていきたいと思います。
【(株)成誌イーディーピー SEISHI EDP CO,. LTD】
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21.高句麗を扱ったドラマから窺える韓国の中華思想
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     韓国では去年から今年にかけて、「高句麗」を時代的舞台にした大河ドラマが放映されている。「朱蒙(チュモン)」、「淵蓋蘇文(ヨンゲソムン) 」といったドラマである。

     ヨン様主演の「太王四神記」というドラマも高句麗がテーマのドラマであるが、近日公開予定である。

     従来は李朝(李氏朝鮮)を舞台とした物が多かった。高句麗くらいの時代になると大昔となるため、歴史的資料も乏しく、ドラマ化されることが殆どなかった。
     しかし、近年になって中国が「高句麗は、中国支配下の一民族が建国した一王朝であった」という主張が頻発するようになったため、高句麗が韓民族が建国した偉大な国であったことを宣伝するために、上記のようなドラマが製作されるようになったと思われる。

     「朱蒙」では、当時の中国の「漢」を無条件に悪者として描いており、高句麗が漢を攻撃するのが絶対善とされていた。「淵蓋蘇文」では、中国の「隋」の当時の皇帝を滑稽で馬鹿な皇帝として描いている。

     昨日見た「淵蓋蘇文」の一場面において、隋が攻めてきた大軍を高句麗が受けて立ち、陸・海軍ともこれに戦って勝ち、高句麗の戦勝を祝賀するために周辺国から派遣されてきた使節を、高句麗の王が謁見する場面があった。
     高句麗はその周辺国の使節に対し、全員を広場に土下座させていた。使節であれば立って挨拶をさせるのが普通と思われるが(実際、他の韓国のドラマを見ても、他国の使節に土下座させて挨拶する場面を見たことはない)、高句麗の王が使節の主人であるかのように振る舞っていた。
     そして高句麗の王は、「高句麗に従順屈服して朝貢を維持すれば、高句麗も保護する用意がある」として、使節に対して土下座させたまま、高句麗の王に向かって万歳を強制していた。更には、万歳の声が小さいとして、高句麗の一将軍に過ぎない者が、使節を叱責する場面さえあった。
     また、使節の代表者が日本人であったが、高句麗に完全に従順屈服するという誓いまでさせていた。日本人を蔑むことで優越感に浸りたいというドラマの意図が感じられた。

     このように、ドラマの一場面を通して、ドラマ製作者が韓国人の中華思想を鼓舞させようとする意志を確認することが出来る。これは裏返っては、今現在の韓国の姿がそうでないため、そうなりたいという願望をドラマを通して実現させたものともいえるであろう。

     この中華思想によって、韓国人が韓国人としての誇りを持ち、国民を一つにまとめるためには、必要であるのかも知れない。
     ただし、自分の国だけが絶対正しく、善であり、周りの国は間違っており、自分たちに隷属されるべきであるという思想は、危険である。
     韓国では、物事を全て白黒をはっきりとさせたがる傾向があり、自分が善であるならば、必然と相手は悪であるという考えに陥り易い。

     韓国人が全く周囲のことを顧みず、自分だけが正しいとして自己正当化する国民になって欲しくないと思う。もう少し、柔軟な考え方が出来るようなドラマの作り方が必要であると思われるが、如何せん、国民の意識が柔軟的でないため、期待すること自体が難しい事であるかも知れない。国民の意識が、ドラマ作りに大きく反映されるからである。
    | ドラマ | 17:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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