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 私は韓国の女性と結婚して韓国に渡り、12年間の韓国生活を経て帰ってきました。現在は、韓国法人である印刷・出版会社の日本支社に勤務しております。
 異国人の妻との共同生活を通して、そして実際に韓国で滞在してときに経験したことを根拠として、日常生活の中で感じるをアップしていきたいと思います。
【(株)成誌イーディーピー SEISHI EDP CO,. LTD】
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3 韓国ドラマ「大長今」(チャングムの誓い)に思う No.1
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     最近、私の両親が韓国ドラマの「大長今」(邦題:チャングムの誓い)に夢中になっている。主演が「イー・ヨンエー」という女優で、韓国の女優の中では、清楚な美女でありながら演技力もあり、私も韓国滞在中から好感を持っていた女優の一人である。

     彼女が所属する芸能プロの社長が、芸能人として生き残って行くためには、絶対にスキャンダルを起こさないようにして、清いイメージを保たなければならないと、彼女に対して常に訓示を垂れていたということを何かで聞いたことがある。実際、彼女の場合、芸能生活を10年以上していても、これといったスキャンダルはなかったと思う(私の記憶ではそうであるが、巷では様々なゴシップが流れていたことはある)。

     「大長今」が放映中の当時、テレビ局が運営するドラマ独自のサイトをよく覗いたものだが、監督や俳優を含め、制作スタッフが書き込むブログがそれなりに楽しめる内容であった。スナップ写真を掲載した製作日記スタイルであったが、撮影現場では監督がOKを出しても、彼女が納得するまで取り直したとか、寸暇を惜しんでは台本の台詞を覚えていたとか、彼女のプロ根性を伝える内容が多かったように思う。
    サイトの住所 http://www.imbc.com/broad/tv/drama/daejanggum/index.html

     さて、このドラマは、「長今」という実在の人物を題材に制作されたものであるが、この人物は、李氏朝鮮時代の古文書に数行しか説明がなされていない未詳の人物である。女性でありながら、王の恩寵を受けて主治医になり、尊敬の意味を込めて「大長今」という尊称を与えられたというくらいの程度である。
     そういう人物を、宮廷の厨房に働く女官として登場させ、権力抗争に巻き込まれて罠にはまり、島流しになるものの、不屈の精神で女医者になり、王の主治医になるという、ダイナミックのストーリー展開を考えついた脚本家の想像力には脱帽の思いである。
     
     日本では、日常的な庶民の普通の生活を題材としたドラマが多いように思われるが、韓国では、金持ちと貧乏人の子女が恋に陥って結婚を決意するものの、親の激しい反対に会って困窮するとかの、劇的な設定が多く、視聴者もそれを観ては喜んでいる。夜のゴールデンアワーの時間帯は殆どドラマに割り当てられており、ドラマ好きの国民性が分かる。そして、ドラマの結末の筋書きは、視聴者の意見を反映して脚本を書き直すことも多く、ドラマに投入するパワーは日本の比ではないように思われる。

     日本のドラマは、大河ドラマといった時代劇なら、ある程度、史実に基づいたストーリー展開をしようとする努力が感じ取られるが、韓国では、ドラマはあくまでもフィクション、娯楽として捉えているので、いきおい、視聴者受けのするドラマチックな展開となり易い。韓国人の中では、歴史物の大河ドラマがあまりにも事実と違うとして、毛嫌いする知識人に、私はお会いしたこともある。

     「大長今」の主人公が様々な難関、試練をものともせず、公明正大に生き、並々ならぬ努力をして成功する姿に、私は感動したものだが、韓国人の知人は少し違った捉え方をしていた。私は、清く正しく、公明正大に生きる姿に大きなポイントを置いたが、彼は、主人公が策略にはまって死にそうになったり、懲戒免職になりそうになっても、懲りずに何度も立ち上がる姿にポイントを置いていた。
     韓国の国花が「無窮花(ムグンファ)」(木槿 (むくげ)のこと)であるが、6月から10月の長期間にわたって花が咲き、一つの花が散っても他の花が次々と咲くという、生命力と不屈の精神を象徴する花である。この花の性格が韓国の国民性を的確に表現している。
    | ドラマ | 19:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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