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 私は韓国の女性と結婚して韓国に渡り、12年間の韓国生活を経て帰ってきました。現在は、韓国法人である印刷・出版会社の日本支社に勤務しております。
 異国人の妻との共同生活を通して、そして実際に韓国で滞在してときに経験したことを根拠として、日常生活の中で感じるをアップしていきたいと思います。
【(株)成誌イーディーピー SEISHI EDP CO,. LTD】
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2 人災大国の韓国
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    昨日、慶尚道の大邱市で新幹線ホームに頭上から乗用車が落ちてくる事故が起きた。日本ではなかなか想像できない事故であるが、韓国ではさもありなんという事故である。

    まずは、日本では事故を未然に防止するための方策を様々立てるが、韓国では実際に事故が起きてから対処するといったケースが多い。
    今回は駅の横にある5メートルくらいの高さから、乗用車が道路を突っ切って列車ホームに落下した事故であるが、日本では事故が起きないように、事故の可能性がある箇所は厳重に安全対策をとるはずである。しかし、事故が起こったということは、大した対策を施していなかった証拠である。

    ところで、韓国では、「天災」より「人災」で人が死ぬ確率が高いと思われる。
    たとえば、ソウルの漢江にある「聖水大橋」が落ち、「三豊百貨店」の建物が崩壊するという、「人災」である。これは、手抜き工事の結果である。ちなみに、私の家内の従姉妹一人も、当時、三豊百貨店の従業員であったが、妊娠した子供を抱えて、瓦礫の下敷きになって犠牲になってしまった。
    さらには、洪水の被害が毎年、同じ場所で繰り返されることもあった。大雨で決壊した堤防を修復せず、放置したため、翌年の大雨でも被害を被るという構図である。これは、天災というよりも人災に値する物である。

    ところで、韓国では何故、手抜き工事が蔓延するのであろうか?
    工事はまず、請負元の会社が発注先の公務員にリベートを渡し、そして自らも仲介料として多額の手数料をとり、そして幾重にも連なる下請会社の段階では、採算が取れないくらいの金額しか受け取れなくなってしまう。そうなると、利益を出すためには、手抜き工事しか方法が無くなるわけで、安全に対する概念は無くなってしまうのである。

    アメリカの映画で「タワーリング・インフェルノ」という映画があったが、あれは手抜き工事で配線の電線が規格より数段細くなっており、そこから火災が発生して大事故になるというストーリーであった。数年前に大邱で発生した地下鉄の火災事故では、シートとかの内装を難燃性の素材にしていたら、大量の死者は出なかったはずである。そして、内装は難燃性の素材に全部交換すると言っておきながら、事故が起きた一年後の調査の結果、全部は交換されていなかったことが明らかとなった。

    ところで、人災といえば、「交通事故」に関しても言及せねばならない。韓国は日本の人口の約35%であるが、韓国の交通事故件数は、日本と殆ど変わらないという事実は、交通事故がいかに多いかを如実に示している。韓国の平均寿命が延びないのは、交通事故で若い人が早死にしているからだという推察もある。

    韓国では、交通マナーが悪く、無理矢理割り込んできたりして、互いに譲歩するといったことがあまり見受けられない。相手が譲歩してくれないのが分かっているため、強引にも割り込まざるを得ないという、悪循環に陥っているのが常である。

    また、車間距離も殆ど取らず、高速道路で120kmの速度で走っていても、前車との距離は車1台分しか空けず、一旦事故が起きると、数十台の連鎖衝突の事故になりやすい。これは、楽観的な国民性からくるものであるが、他人が死んでも自分は大丈夫であろうという過剰なる自信に基づく行為である。私も韓国の高速道をよく走ったものであるが、非常に疲れたのは、安全車間距離を確保するために前車とは50メートルの間を空けて運転していると、次から次から車が割り込んできて、安全車間距離が保てず、とても閉口したのであった。

    そして、釜山で車を走らせたときには、ウインカーを点灯させずに、車線変更をする車が多く、とても危険だったことを覚えている。

    また、十字路では左右をよく確認しないで、進入してきて事故を起こすケースも多い。バイクも歩道を我が物顔で暴走しており、歩行者とのトラブルが途絶えない。

    日本では、車優先より「人優先」の社会であるが、韓国は、あくまでも「車優先」の社会である。そのため、歩行者は車が来たら、すばやく避けてあげねばならず、人が車に道を譲るのは当たり前だという風潮がある。
    これは、私の推察であるが、韓国は昔より身分制度が厳然とあり、貴族と奴隷の主従関係は確固たるものであった。現代に至っては貴族という身分のかわりに、金持ちが権力をもつようになった。それで車が普及し始めた当初は、その所有は金持ちだけの特権であったはずで、それがそのまま車がいばるようになった風潮ができたのではないかと思われる。

    以上、人災の多い韓国について述べてみたが、韓国人の私の家内は、それでも「天災」である地震で日本で死ぬよりも、「人災」が多い韓国で死にたいと常々言っている。そして、その反対に、私の両親は地震で死んでもいいから、外国には住まず。日本で死にたいと言っている。
    人間というものは、「死ぬなら、やはり故郷で死にたい」という願望が大きいことを発見した。
    | 社会 | 13:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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