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 私は韓国の女性と結婚して韓国に渡り、12年間の韓国生活を経て帰ってきました。現在は、韓国法人である印刷・出版会社の日本支社に勤務しております。
 異国人の妻との共同生活を通して、そして実際に韓国で滞在してときに経験したことを根拠として、日常生活の中で感じるをアップしていきたいと思います。
【(株)成誌イーディーピー SEISHI EDP CO,. LTD】
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12 「鍋気質」の韓国人
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     本日の日経新聞朝刊、「地球回覧」欄に「黄教授事件と韓国の『鍋気質』」というタイトルで、韓国人気質を知る上で参考になるコラムが出ていた。
     韓国人は自らを「ネンビ(鍋)気質」と称し、熱しやすく冷めやすい鍋のようだと意味である。

     熱しやすい気質の一例を挙げよう。
     2002年に韓日両国で開催されたサッカーのワールドカップ大会の期間中、韓国で報道されたTVニュースは、快進撃する韓国の報道をするのみであった。本当にサッカーのことしか報道しなかったという偏向ぶりには、日本人として大いなる驚愕を覚えた。TV放送局は一般国民よりも冷静であり、客観的であるだろうという私の勝手な憶測から、少しはサッカー以外の海外消息を報道してくれるのではないかと期待したものだが、この私の願いは完全に裏切られてしまった。

     私の会社でも、韓国が試合する日には、社員全員が夜遅くまで会社に残り、TVの前で一堂に会して応援した。仕事そっちのけで、一杯酌み交わしながらである。勿論、サッカー場に直接応援に行った社員も少なからずいた。それも入場券を入手できず、競技場の外の電光掲示板を見ながらの応援であった。そして韓国が勝った日には、市民たちが街に繰り出し、徹夜で大騒ぎをして、うるさくて眠れなかったことを覚えている。

     このように熱狂する韓国国民の気持ちが理解できなく、親しくしている韓国人にそっと、その訳をきいてみた。
     「光復節」(8月15日、日本植民地支配からの解放日)以来、韓国でこれ程までに嬉しい日はなかったというのである。つまり、このように国民が一体となったことはなく、韓国人としての自尊心を満たしてくれることが今までなく、その鬱憤をこの機会に晴らしているというのである。

     一方、冷めやすい気質の例は、このコラムに紹介されているように、ES細胞を世界で初めて作ったとして科学雑誌に論文を掲載した黄教授を国民的英雄としてもてはやしておきながら、それがねつ造だとわかると、一部の熱狂的なファンを除き、手のひらを返したように冷たくなり、国民の関心が急速に薄れたということが挙げられる。

     そして韓国では「急げ、急げ」と急かされることが多い。
     ある知人の韓国人が告白していたが、日本で5年間勤務した後、韓国に戻ってきて感じたことが、韓国は常に緊張を要求されるという。日本ではマイペースで仕事ができたものが、韓国では常に急かされ、緊張するというのである。
     拙速の感があるものの、仕事の処理・進捗速度は、韓国が数倍早いことが多いと私も感じている。
     結果がどうであれ、とにかく早く判断して行動に移ることが良しとされる社会である。

     そして、ばくち好きな気質を持っているとも言える。韓国人は、事業に投資する時は徹底的に、そして速やかにするため、下した判断が正しい時は、大当たりとなって事業がいきなり発展することがある反面、判断を間違えると、多大なる投資をしたために廃業に追い込まれることが多い。韓国で起業したことのある人の殆どが1〜2回の大失敗を経験しているという。しかし、失敗したからと言って決して起業をあきらめることはなく、懲りずに何回もまた這い上がって来るので、韓国人は逞しい。

     ところで、日本人の仕事の仕方は、時間をかけて緻密に検討するため、遅々として進まないことが多いが、これは、大当たりはしないものの、だからと言って、大失敗をしないという結果をもたらす。決してばくちを打たない気質である。

     このように韓国人は熱くなりやすい国民である。わらが燃えるように、燃え上がるのが一瞬であるがゆえ、その火が消えるのも一瞬であるという事実は、納得が行くことである。
    | 文化 | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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