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 私は韓国の女性と結婚して韓国に渡り、12年間の韓国生活を経て帰ってきました。現在は、韓国法人である印刷・出版会社の日本支社に勤務しております。
 異国人の妻との共同生活を通して、そして実際に韓国で滞在してときに経験したことを根拠として、日常生活の中で感じるをアップしていきたいと思います。
【(株)成誌イーディーピー SEISHI EDP CO,. LTD】
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11 「倭人」として馬鹿にされる日本人
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     最近は、「海神」という韓国のドラマを、KNTVという衛星放送韓国チャネルを通して楽しんでいる。1200年前に中国の唐と新羅で活躍した商人の話である。

     ところで、このドラマで「倭人」として登場する日本人は、どのように描かれているだろうか? はっきり言って、嘲弄の対象である。

     日本との貿易で繁栄している港町の旅館において、旅館の番頭が取った態度が滑稽であった。唐から来た客には丁重に接しておきながら、日本から来た客に対しては、頭から馬鹿にして、罵り、最後にはお情けで泊めてやるぞという態度であった。日本との取引で莫大な利益を得ているというその港町は、日本が最大の得意先でありながらも、日本人をを馬鹿にする態度は、いくらドラマとはいえ、あまりにも設定が幼稚で、陳腐であった。

     そもそも「倭人」という意味は、「背が低い人」という蔑称である。何故、日本人が「小人」呼ばわりされ、馬鹿にされる対象となるのであろうか?

     これは、中国との屈折した関係から発するものであると思う。当時の朝鮮半島の国家は、中国の朝貢国であり、李氏朝鮮が滅亡するまでの1000年余り、この属国の地位に甘んじていた。

     韓国ドラマ「チャングムの誓い」を見ても分かるように、中国の明からきた使節を国賓として丁重に扱い、その使節の不興を買わぬよう、腫れ物に触るように最大限のもてなしを施している。
     更には、王の交代があった時には、必ず宗主国である中国に使節を遣わし、新たに国王となった者の認定を請願しなければならない。自分の国の王を自ら自由に決定できないという屈辱的な内容である。そういった意味では、当時の朝鮮半島の国家は独立国ではなかった。

     このような背景から、中国に対しては、何事もいえないまま、ただひたすら従っていくという卑屈さのみが形成されていった。人一倍自尊心の強い韓国人が、この屈辱に大人しく甘んずるはずがなく、一方では自らが卑屈さを晴らす対象として、その矛先を向けたのが日本人であった。

     それ故、日本人が背が低くて、間抜けで、軽蔑すべき攻撃の対象と設定されてしまったのである。同様に、これは日本の同和問題(部落問題)にも通じる問題でもある。差別民という軽蔑すべき対象を作ることにより、自らは優越感に浸るという、屈折した自尊心を確保する仕組みである。

     いくらドラマと雖も、何の躊躇もなく、日本人を「倭人」と呼びつけて馬鹿にする行動は、これは端的に現代における韓国人の対日本観を映し出している鏡でもある。中国に対しては大して言いたいことも言えない一方、とかく日本人には言いがかりをつけて懲らしめてやろうというこの精神構造は、韓国人の潜在意識の中に歴史的に植え付けられているという事実を忘れてはなるまい。
     勿論、韓国人の中には人道・博愛主義者の人格的にも素晴らしい人はおり、私はそのような人に大勢逢ってきていることも併記しておく。
     
     ところで、このような人を馬鹿にした設定をドラマの中に作るという一例でもわかるように、誤ったマスコミの姿勢や方針が国民をミスリードしているという事実を、どれほど多くの韓国人が自覚できているであろうか?
    | マスコミ | 23:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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